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話題になっているものの、実は宅配便の歴史についてあまり知らない

本ブログはタイトルに「たくはいびん」とあるものの、

宅配便の歴史にはそこまで明るくありません。

 

そのままにしておくこともよくないので、色々と調べてみました。

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宅配便の歴史

早速Wikipediaで調べてみました。

宅配便 - Wikipedia

 

現在使われているような宅配便サービスはヤマト運輸が1976年に開始したもので、その歴史は思っていたよりも浅いようです。

 

それ以前は郵便局や旧国鉄がその役割を果たしていたものの、荷物の重量に制限があったり、荷物の受取は駅で行わなければならないなど制限がありました。

 

では、ヤマト運輸はなぜ急激に成長を遂げることができたのか。ヤマト運輸の公式サイトにその理由が記載されていました。

www.kuronekoyamato.co.jp

 

端的にまとめると、

 

・1960年代以降、高速道路のインフラが各地で整備されたことで業界のトレンドが「長距離輸送」へシフトする。しかし、ヤマト運輸はそのトレンドに乗り遅れる。

 

・当時は大口荷物を一気に運ぶ方が効率的だと思われていたが、実は小口荷物を扱う方がキロあたりの単価が高いことを発見する。

 

・競合がいなかった

 

・当時拡大していたコンビニを窓口として販路を拡大していった。

 

 「小口」という当時は誰にも見向きもされなかった分野に抜け道を見つけ、さらにコンビニ業界と提携して販路を拡大していくビジネスモデルを確立したこが要因だったようです。

 

1980年当時のコンビニ業界

ヤマト運輸が急成長を遂げた理由を掘り下げるためには、コンビニについても知る必要がありそうです。

 

Wikipediaでコンビニを調べてみました。

コンビニエンスストア - Wikipedia

 

コンビニの代名詞ともいえる「セブンイレブン」が日本に初出店した年が1974年とあります。コンビニとヤマト運輸との関係を時系列でまとめると、

 

1974-セブンイレブン東京に1号店開店

1976-ヤマト運輸「宅急便」サービス開始

1979-宅急便取り扱い個数1千万個突破

1981-宅急便のコンビニ取次開始

1982-セブンイレブン全店にPOSシステム導入(世界初)

1984-ヤマト運輸「スキー宅急便」発売開始

1984-宅急便取り扱い個数1億個突破

1986-ヤマト運輸「コレクトサービス」発売開始

1987-ヤマト運輸クール宅急便」発売開始

1989-ヤマト運輸「空港宅急便」発売開始 

1991-バブル崩壊

1993-宅急便取り扱い個数5億個突破

 

こうして並べていくとコンビニと宅急便はサービスを開始した時期から、バブル景気に乗ってサービスを拡大していく流れも含めて共通点がとても多いですね。

 

バブルが崩壊しても、社会インフラのようになったコンビニと宅急便は以後も順調にその規模を拡大していきます。

 

この時期と同様に近年はネットショッピングの普及により、宅配便の需要が急激に増加しています。 

 

では、昨今注目を集めているeコマースと宅配便の関係はどのような経緯でスタートしたのでしょうか?

 

eコマースと宅配便

 

コンビニと同様に、まずはeコマースの歴史を知らなければなりません。

 

きれいにまとめているサイトを見つけました。

ecnomikata.com

 

年表にしてみました。

 

1996-「楽天市場」「楽天スーパーオークション」開始

1999-Yahoo!ショッピング」「Yahoo!オークション」開始

2000-「アマゾン本部門」「Google日本語検索サービス」開始

2001-「アマゾンマーケットプレイス」開始

2007-「iPhone」発売開始

2008-「フルフィルメントby Amazon」開始

2009-「Amazon楽天当日配送サービス」開始

2010-「Facebook」「Twitter」などSNSが普及しだす

2012-「無料ASPカート」によりECサイト設立の敷居が下がる

2013-「Yahooショッピング」出店料無料となる

2015-「Amazonコンビニ受取サービス」開始

 

楽天がeコマースへの参入が国内では一番早かったのですね。その後、ヤフーやアマゾンが後発で参入しています。

 

さらに「iPhone」の登場により、パソコンにあまり触れない一般ユーザーのネット利用が急激に増加したのではないでしょうか。

 

このあたりからECサイト利用が徐々に一般化し始め、新規参入者や取り扱い数量が急激に増加します。

 

結果、注文を受けるユーザーインターフェースは発達するものの、肝心の輸送技術やキャパシティは従来のままであるため配送トラブルが次第に顕在化することに。。

 

いずれはドローンや自動運転車のような技術がこの問題を解決するのでしょうか。それとも、長距離トラックの速度規制のように、国が介入して沈静化する可能性も考えられます。

まとめ

1970年代にひっそりと登場した「宅配便」は、米国で生まれ日本で洗練された「コンビニ」と共にバブル景気の流れに乗り急成長を遂げます。そして、近年はネットショッピングによる需要増により世間に注目されるようになりました。

 

さて、「コンビニ」「ネットショッピング」というキーワードの裏側に隠されている共通点にお気づきでしょうか?

 

それは、「欲しい」「楽をしたい」「便利」など人の抱える「欲望」です。

 

そして、この欲望を実現させるための手段が物流、流通であり「宅配便」なのです。

 

パナソニックの創業者である故松下幸之助氏が提唱していた「水道哲学」は、水道の水のようにモノがあふれるような社会を理想としていました。現在は限りなくこの理想に近づいたようにも思えますが、果たしてこの状況を未来永劫、持続できるのでしょうか。

 

同じ宅配便であっても使い方によっては「リユース」「リサイクル」に利用することができます。消費とは別の使い方を是非この機会に体験されてはいかがでしょうか?

 

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電動工具でDIY精神を高めよう

 

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DIY」という単語をご存知ですか?

DIYとは「Do It Yourself」の略で、つまりは「自分でやる」ということです。

DIYにかかせないものといえば電動工具を始めとした工具類ですが、最近はどんな人が購入しているのでしょうか。

気になったので色々調べてみることにしました。

DIYという言葉はどういう経緯で広まったのか?

元々は「日曜大工」と呼ばれていた作業がいつの頃からか、「DIY」という言葉に置き換えられることになりました。ではいつからこの言葉は普及し始めたのでしょうか?

 

なんと、ヤフー知恵袋DIYの普及時期についての質問がありました。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

それについてこのような回答がありました。

当店の近くにホームセンターが出来たのが今から34年くらい前だったと思います。
その時すでにDo it yourself!と看板に書いてありました。
それが一般的に略されたのがそれから数年後でしたので、
30年くらい前でしょうか。
ホームセンターが増えだしてからだと思います。

 

2012年の質問だったので、30年前といえば1988年。

早速、Wikipediaで「ホームセンター」について調べてみました。

ホームセンター - Wikipedia

 

端的にまとめると、

・現在のスタイルのホームセンターは1972年に初めてできた。

・かつて、大規模店舗小売店舗法という法律が日本にあり、郊外の小規模店舗を保護していた。そのため1980年代からホームセンターもチェーン展開をスタートするがその内容は制限されていた。

・1991年米国からの圧力の結果上記法律は改正され、ここから本格的な大型店舗の展開が始まることとなった。

・郊外のシャッター商店街はこうして増えていった。

 

時期としてはヤフー知恵袋上の1988年と法律改正の1991年は時期としては近いような気がします。そして、大規模展開されたホームセンターの販促のためのキャッチコピーが「DIY」だったのではと推測してみます。

 

また、1991年といえばバブルも崩壊し不況に突入し始めた時期です。将来の見通しが立たない世相が「自分でやる」という言葉を広める後押しになったのかもしれません。

 

DIYの現在

DIYというと一昔前は男の仕事といったイメージが強かったものですが、最近は女性の間でもDIYは人気となっており、「DIY女子」なる言葉も生まれています。

magazinesummit.jp

 

最近の電動工具は機能が向上しており、確かに女性や老人のような力が無い方でも扱いやすいものが多いです。

 

電動工具といえば、国内メーカーでは「マキタ」が知られていますが、世界規模で見ると「StanleyBlack&Decker(スタンレーブラックアンドデッカー)」が有名です。

 

同社は携帯式電動工具の生みの親であり、さらに今回のテーマでもある「DIY」を普及させた会社だったのです。

 

なるほど、ここでDIYの本当の生みの親が姿を現しました。つまり、DIYとはただの大工仕事ではなく、正確には”電動工具”を使った大工仕事なのです。

 

電動工具がどんどん使いたくなりますね。

DIY精神とは

音楽のジャンルで「パンク・ロック」というものがあります。代表的なものを挙げるとすればセックス・ピストルズが有名ですね。この音楽に関連して頻出する単語が「DIY精神」というものです。

 

DIY精神について触れているサイトを見つけました。

nmtsexpistols.blog.fc2.com

 ジョニー・ロットン:「俺は今の連中のパンクってのは服装のことだと思うのさ。
そしてそのユニフォームに収まるだけで、何もわかっちゃいない。
何を着るかなんて関係ないんだよ。
パンクってのは、ファシスト政権への反動だぜ。
「パンクはこんなの着ない」だの「パンクはこんなの聴かない」だの、くだらねえ!」

 

ここから、DIY精神=パンクロッカー=権威に対して反動的という図式が成り立ちます。

しかし、ここでポイントになるのがユニフォームに収まるだけで何もわかっちゃいないという文言です。

言い換えると、枠にはまっている人間にはDIY精神の本当の意味が分かっていないと解釈することができます。

 

つまり、遠回しにDIY女子はDIY精神の本当の意味を理解していないと諭したかったのかもしれません。ただ、DIYの意味が単に電動工具を使った大工仕事である場合、DIY精神の本当の意味を分かっていないのはセックス・ピストルズになりますね。

 

というようなことを思いつきました。

 

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オーディオ業界とハイレゾの関係を調べてみた

オーディオといえば、ここ数年で盛り上がりを見せているのが「ハイレゾ」。

近年、オーディオ業界は不況の打開策をハイレゾに見出しているようです。

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ハイレゾと日本オーディオ協会

Wikipediaではハイレゾについてこのような説明がされています。

ハイレゾリューションオーディオ (High-Resolution Audio) とは、CD-DAのサンプリングパラメータ(44.1 kHz, 16bit)よりもレゾリューションが高い(ディジタル)オーディオのこと。略して「ハイレゾオーディオ」、「ハイレゾ音源」または単に「ハイレゾ」と呼ばれることもある。

分かりやすくいえば「CDよりも高音質」な音源であるということです。

ハイレゾリューションオーディオ - Wikipedia

 

また、「日本オーディオ協会」と呼ばれるオーディオの振興を目的に活動している団体もハイレゾに言及しています。ソニー創業者である井深大氏も会長職についていた由緒ある団体です。

 

www.jas-audio.or.jp

 

その日本オーディオ協会が公表している事業方針資料の中に、ハイレゾにより新たなオーディオシーンを創造することが基本戦略として明記されています。

http://www.jas-audio.or.jp/jas_cms/wp-content/uploads/2016/04/document20160427.pdf

 

つまり、ハイレゾを軸にした商品開発が業界の総意なのではという憶測ができます。

ユーザーの反応は?

高音質なオーディオ機器の話題になる度によく浮上するのが「ほんとに違いが分かっているの?」という素朴な疑問。そして、ハイレゾもその例には漏れないようです。

これについて、情報サイト「ナタリー」上で行われた山下達郎氏のインタビューでハイレゾに関する質問が出ていました。それに対して山下達郎氏は以下のように回答されていました。

96kHz以上はあんまり好きじゃない。ロックは48kHz/24bitで十分です。今回96kHzも試してみたんだけど、なんだか気持ち悪くてね。人間の聴覚は20kHzからちょっと上ぐらいで終わるんだからそれで十分なんだよ。そういう部分より、ロックンロールは“つぶれ”と“ひずみ”の音楽だから。 

 と音楽のジャンルによっては、高音質であることが逆にデメリットにもなりうる可能性もあるとのことでした。

natalie.mu

 

 また、「APPBANK」さんの企画ではハイレゾ音源の聴き比べなどもされており、ノラ・ジョーンズみたいなアコースティック系のシンプルな曲なら結構わかるといった意見もあるようです。

www.appbank.net

 

いずれにしても時が経てばハイレゾは標準規格になるので、聴き比べるのであれば今が一番いい時期かもしれませんね。

中古市場への影響

 数ある音楽ジャンルの中、現在ハイレゾ市場を牽引しているのがスマホによる「アニソン」のダウンロードです。時代ですね。

pickups.jp

 

そして、ダウンロードされたハイレゾ音源は「外部DAC」と呼ばれる機器がなければ聴けません。今後はこのような機器が中古市場に流れ込んでくるのではないでしょうか。

kakakumag.com

 

しかし、長期的にはスマホに内蔵したら早いんじゃない?」といったことになり、DAC内蔵のスマホが主流になるのかもしれませんね。

japanese.engadget.com

 

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コミックの流通についてなんとなく調べてみた

日々漫画をたくさん買い取っているエコマケですが、

ふとコミックの山を見て「こんなにいっぱいどこからやってくるのだろう?」

と不思議になりました。

そこで、少しコミックの流通について少し調べてみました。

総務省のHP

まずはどれくらいコミックが売れているかを調べてみることにしました。

総務省のHPを見ると、コンテンツ市場の規模を調査したグラフが掲示されていました。

平成25年のデータでしたが、コミックは5,092億円程度の市場規模があるそうです。

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総務省|平成27年版 情報通信白書|我が国のコンテンツ市場の規模

 

ジャンプコミックスの税込価格が432円だとして、単純計算で年間11億冊程度新しい本が売れているということでしょうか。電子書籍なども含まれているかもしれませんし、実体はどうなのか分かりません。

中古市場にたくさんコミックが流れる

では、これだけたくさん出版された本がどのように市場に流れるのか。

簡単にコミックが出版されてから市場に流れるフローを図にしました。

 

出版(作家、出版社)

↓↑

市場A(新書)

消費者

↓↑

市場B(中古)

 

コミックが出版されると、まず市場Aという新書が流通するマーケットに流れます。

そこで多くの本が消費者によって購入されます。

購入されずに在庫として残った本は出版社へ返却されます。

購入され読み終わったコミックは市場Aに戻ることはできないので、

中古品を取り扱う市場Bへと転売されます。

転売されたコミックはまた別の消費者の元へ売られていきます。

市場Aでは消費者と書籍の接点は一度のみですが、市場Bでは消費者との間で幾度も行き来することが可能です。

よく言われることとして

 エコマケのような中古品買取業者は、前図でいうところの「市場B」を主に活動の場としています。

そして、市場Bについてよく言われることが古本屋があるために新書が売れなくなるといった意見です。

ブロガーのイケダハヤトさんが面白い観点でこのテーマについて書かれていました。作品との接点としての古本という考え方もあるということですね。

www.ikedahayato.com

 

 

さらに2009年に大手出版社関連企業がブックオフに出資したという記事を見つけました。

trendy.nikkeibp.co.jp

 

当時の状況を如実に表した内容でした。

端的にまとめると、

  • 当時の出版社は「オンデマンドサービス」へ切り替えを図る時期だった
  • 新書の返品率は40%
  • ブックオフをコントロールすることで新刊販売の循環を改善する
  • 「委託販売制」など資金作りのシステムを採用した出版社にも問題があった

というものでAmazonが今ほど勢力を伸ばしておらず、kindleが日本で発売される直前絶妙な時期の話題です。

新書を販売する側にも出版不況の原因があったというのはあまり世間には知られていないような気がしますね。

 

そして、8年経過した2017年現在、当時飛ぶ鳥を落とす勢いであった「ブックオフ」が今度は業績不振に苦しんでいます。

headlines.yahoo.co.jp

 

明らかにAmazonの本格的な参入が影響していると思われますが、今考えると「オンデマンド」「委託販売制の排除」など当時掲げられていた出版業界の課題を解決しているのがAmazonの成功の要因だったのが見えてきます。

 

コミックというものも調べていくと奥が深いですね。

 

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古着を買う人は、なぜ他人が着た服を好んで着るのか

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古着といえば他人が着用した服であり、一昔前であれば進んで購入する類の商品ではなかった。古着文化はいつから世間に浸透し始めたのだろうか、そして古着を愛用する人達はどのような理由で古着を購入するのか。

古着を買う人

 よく耳にする古着を買う理由を挙げてみよう。

  • 安い
  • デザインがかぶらない

こんなところではないだろうか。

ここから推測できることとして、

  • 服にお金をかけれない人
  • オシャレにこだわっている人

が古着を買う人には多いことが分かる。

 古着屋に行ったことがある人なら分かるだろうが価格はそこまで安くはない。ユニクロH&Mといったファーストファッションブランドの新品とそう変わらない価格だ。しかし、有名ブランド品を新品で買うよりはるかに安い。

 逆に言えば、有名ブランドやオシャレに興味がない人であれば古着を購入する理由が無いため、新品で同価格帯のファーストファッションの服を買う方がメリットが大きいだろう。

なんとなく古着を買う人の姿がおぼろげながら浮かんできた。では、この流れはいつから始まったのだろうか。

時代の移り変わりと古着

 現在のように掃いて捨てるほどの服が市場に流通していなかった時代、

衣類はとても貴重なものだったそうだ。

江戸時代では新品の衣類を着れる人間は少数派で、ほとんどの庶民は古着を直し直し着回していた。

そのため今のような状態のよい古着とはほど遠いボロボロのものが多かった。多くの人が古着に抱いている「ボロ」のイメージはこういうものを指しているはずだ。

そして、戦前、戦後で古着の概念が大きく変わり、古着といえば洋服を意味するようになる。そして、生活が豊かになるに従い日用使いとは別に服にファッション性を求める若者が出現する。当初の古着は「日本国内では手に入らない最先端の外国の服」という意味合いが強かったのではなかろうか。

「他人が持っていない」ことが古着の価値を決める重要な基準となる。市場の流通量が上がれば上がるほど服そのものの価値はどんどん下がっていく。反面、古いものは年々どんどん数が少なくなりその価値を上げていく。平成以降盛り上がったビンテージブームはそれの最たるものだ。

様々な変遷を経た今、供給過剰となった衣類の受け皿としての古着屋は年々増加している。

古着の新しいあり方

 新品を扱うアパレル業界の不調が囁かれる中、古着のあり方も変わってきているようだ。

画期的だと思ったサービスは、株式会社ストライプインターナショナルが運営する自社ブランドの製品を定額でレンタルする「メチャカリ」というサービスだ。このサービスのポイントはレンタルされた製品は最終的に古着としてECサイトで販売される点にある。つまり、メーカー自ら新品から古着までのサイクルを囲い込む戦略だ。

まるで,携帯電話のキャリアのように商品をコモディティ化し、顧客を囲い込む流れがアパレル業界にも波及してきているようだ。しかし、パソコンやスマートフォンのように洋服の持つ商品としての価値がそれだけ下がってしまっているという見方もできる。

とはいえ、流行は本来アンダーグラウンドから生まれてくるものなので、違った切り口で古着を再定義する人間が必ず出てくるのではないだろうか。古着からiPhoneのようなブランドが生まれてもおかしくはない。


www.fashionsnap.com

まとめ

「なぜ人が着た服を好んで着るのか」。古着という言葉の裏にある様々なストーリーを読み解くとその理由がうっすらと浮かび上がってくる。「服を安く手に入れたい」「他人と被りたくない」など基本的な理由はとてもシンプルだが、それを取り巻く環境の変化と合わせて考えると古着のあり方が従来のものから変わりつつあるのが見えてくる。供給過剰で飽和状態にあるアパレル業界が今後どのような形で古着の概念を変えていくのか注目したい。

 

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ecoclo.net

日本の楽器人口がこんなに少なかったって知っていますか?

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普段生活をしていると耳にする音楽の数々。

「聴く事は好きだが弾くことはできない」

「購入したものの、そのままホコリをかぶってしまっている」

このように多くの人が楽器との距離がある中、一体どれくらいの人が楽器演奏を日常的に行うのだろうか。

楽器演奏者数と楽器市場の関係について見てみよう。

日本の楽器人口は5%しかいない?

 あるサイト上で気になる情報を発見した。「日本の楽器演奏人口は500万人から600万人と言われそれは全体の5~6%に留まる」というものだ。さらに過去一年間で楽器を100日以上演奏したと回答した人は2.6%とさらに下回る。

 しかし、楽器をやりたいと考えている人はこれらの数字に反して全体の7割を超えるという。楽器をやりたいけどやれない理由は大きく分けて「金銭的問題」「住宅事情」に分かれるようだ。

 ここから見えてくるのは楽器を購入したものの頻繁に演奏しない人と、楽器が欲しいけれど金銭的な問題を抱えている人をマッチングさせたら両者の問題が解決するのではないかということだ。

musician.jpn.com

楽器販売の7割が海外

  日経ビジネスオンラインの記事に、楽器メーカーヤマハの動向について書かれたものがあった。1980年に30万台あったアコースティックピアノの出荷台数が現在では5%にまで落ち込んでいるという。

 それに対して現在ヤマハの楽器事業全体の販売比率は7割に上るという。逆にいえば国内の販売は3割に留まるということだ。この数字が大きいのか小さいのか、前述した日本の楽器演奏者の人数と合わせて考えると日本の楽器市場の現状が見えてくるのではないだろうか。

business.nikkeibp.co.jp

楽器を売るとはどういうこと?

 楽器を持っている人が楽器を売ることに抵抗がある理由として「愛着があって売れない」「リサイクルショップに持っていくのが面倒臭い」などがある。

  愛着については時間が解決するものであるものの、「ただ自宅で眠らせるよりも、未来のスターの手に渡った方が楽器も喜ぶだろう」といった気持ちの割り切りも必要なのではないだろうか。

 また、楽器をリサイクルショップに持っていく手間については、現在様々な宅配買取業者があるのでそれを活用してみてはいかがだろうか。エコマケグループが運営する楽器買取ネットはインターネットや電話で申し込みを行えば指定した日に自宅へ無料で集荷に向かうサービスを提供している。

 梱包の仕方に不安がある人もサイト上で梱包方法について解説している。

www.gakki-kai-tori.net

 

まとめ

 日本の楽器市場はピークの頃と比べると市場規模は縮小している。しかし、潜在的な需要はありそれらを掘り起こすためには、楽器を弾きたいという人に楽器が手に入りやすい仕組みが必要となるのではないだろうか。

 

【2017年】中古ブランド市場の展望

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ブランド品は中古市場において花形ともいえる商品です。

最近ではブランド品の売れ行きは景気に左右されにくいとも囁かれており、高単価と流動性の高さから中古市場の重要指標の一つでもあります。では、2017年以降中古ブランド市場はどのような展開を見せるのでしょうか。

ブランド品の売れ行きに影響するもの

ブランド品の売れ行きを考えるにあたり必要なこと。それは仕入れの環境」「ブランド品を購入する顧客」です。

仕入れの環境

中古ブランド品市場における仕入れ「買取」とも言われております。中古品の仕入れは大まかに「店舗買取」「宅配買取」「卸からの買取(オークションなど)」に分類されます。

仕入れがなければ販売できないのは商売における共通事項です。本来は販売店舗で買取業務を兼務するのが主流でしたが、インターネットでの商取引が盛んになった昨今は店舗を構えずインターネット専業に徹する業者も増えています。

インターネット専業であるため店舗の維持コストがかからず、その分を顧客サービスに回せるなど実店舗にはないメリットもあるようです。

ブランド品を購入する顧客

ブランド品を購入する顧客とは、分かりやすくいえばブランド品に回せる余剰金を持っている人つまりお金持ちです。また、お金持ちではなくともブランド品に価値を見出して実際に購買行動を起こせる人も含まれます。

過去数年間、日本国内において大きな購買力を発揮していたのは中国から来日する観光客でした。しかし、中国政府による携行輸入品に対する関税引き上げ、そして為替が円高に振れたことによりその来日者数は大幅に減少しました。この急激な減少は小売り業界に大きな打撃を与えることになります。

旺盛な中国人の購買意欲に反して、日本人全体のトレンドは年々ブランド品の購入に対して消極的な姿勢を見せており、不況知らずとされている中古ブランド市場においてもいずれその影響が目に見えて現れるのではないかと推測しています。

以上を総合して今後の動向を予測してみましょう。

2017年以降の中古ブランド市場の動向

 まず、業界全体での動きとして下のような事が起こります。

  • 実店舗の再編運動
  • ECサイトへでの販売・買取比率増加

都心の人通りの多い場所へショールームを兼ねて出店する企業が増えるでしょう。そして、閉鎖した店舗の売上をカバーするためECサイトでの販売比率も高まるはずです。

 さらに、販売店舗が減少することは買取にも影響を及ぼします。今まで店舗で行われてた買取業務をインターネットを経由した宅配買取に移行せざるを得なくなるからです。これにより、今まである程度までは地域で住み分けが行われていた買取についても全国規模でパイを奪い合う競争がますます激化することになります。

まとめ

今後の動向を総合すると、販売数が減少し、仕入れを全国規模で奪い合う状況が激化することになる見通しが強いようです。差別化がはかりづらい業界であるため、より基本に忠実に顧客サービスに力を入れることが求められるようになるのではないでしょうか。

 

エコマケグループのブランド買取サイト「ブランド買取ネット」

www.brand-kai-tori.net