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古着を買う人は、なぜ他人が着た服を好んで着るのか

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古着といえば他人が着用した服であり、一昔前であれば進んで購入する類の商品ではなかった。古着文化はいつから世間に浸透し始めたのだろうか、そして古着を愛用する人達はどのような理由で古着を購入するのか。

古着を買う人

 よく耳にする古着を買う理由を挙げてみよう。

  • 安い
  • デザインがかぶらない

こんなところではないだろうか。

ここから推測できることとして、

  • 服にお金をかけれない人
  • オシャレにこだわっている人

が古着を買う人には多いことが分かる。

 古着屋に行ったことがある人なら分かるだろうが価格はそこまで安くはない。ユニクロH&Mといったファーストファッションブランドの新品とそう変わらない価格だ。しかし、有名ブランド品を新品で買うよりはるかに安い。

 逆に言えば、有名ブランドやオシャレに興味がない人であれば古着を購入する理由が無いため、新品で同価格帯のファーストファッションの服を買う方がメリットが大きいだろう。

なんとなく古着を買う人の姿がおぼろげながら浮かんできた。では、この流れはいつから始まったのだろうか。

時代の移り変わりと古着

 現在のように掃いて捨てるほどの服が市場に流通していなかった時代、

衣類はとても貴重なものだったそうだ。

江戸時代では新品の衣類を着れる人間は少数派で、ほとんどの庶民は古着を直し直し着回していた。

そのため今のような状態のよい古着とはほど遠いボロボロのものが多かった。多くの人が古着に抱いている「ボロ」のイメージはこういうものを指しているはずだ。

そして、戦前、戦後で古着の概念が大きく変わり、古着といえば洋服を意味するようになる。そして、生活が豊かになるに従い日用使いとは別に服にファッション性を求める若者が出現する。当初の古着は「日本国内では手に入らない最先端の外国の服」という意味合いが強かったのではなかろうか。

「他人が持っていない」ことが古着の価値を決める重要な基準となる。市場の流通量が上がれば上がるほど服そのものの価値はどんどん下がっていく。反面、古いものは年々どんどん数が少なくなりその価値を上げていく。平成以降盛り上がったビンテージブームはそれの最たるものだ。

様々な変遷を経た今、供給過剰となった衣類の受け皿としての古着屋は年々増加している。

古着の新しいあり方

 新品を扱うアパレル業界の不調が囁かれる中、古着のあり方も変わってきているようだ。

画期的だと思ったサービスは、株式会社ストライプインターナショナルが運営する自社ブランドの製品を定額でレンタルする「メチャカリ」というサービスだ。このサービスのポイントはレンタルされた製品は最終的に古着としてECサイトで販売される点にある。つまり、メーカー自ら新品から古着までのサイクルを囲い込む戦略だ。

まるで,携帯電話のキャリアのように商品をコモディティ化し、顧客を囲い込む流れがアパレル業界にも波及してきているようだ。しかし、パソコンやスマートフォンのように洋服の持つ商品としての価値がそれだけ下がってしまっているという見方もできる。

とはいえ、流行は本来アンダーグラウンドから生まれてくるものなので、違った切り口で古着を再定義する人間が必ず出てくるのではないだろうか。古着からiPhoneのようなブランドが生まれてもおかしくはない。


www.fashionsnap.com

まとめ

「なぜ人が着た服を好んで着るのか」。古着という言葉の裏にある様々なストーリーを読み解くとその理由がうっすらと浮かび上がってくる。「服を安く手に入れたい」「他人と被りたくない」など基本的な理由はとてもシンプルだが、それを取り巻く環境の変化と合わせて考えると古着のあり方が従来のものから変わりつつあるのが見えてくる。供給過剰で飽和状態にあるアパレル業界が今後どのような形で古着の概念を変えていくのか注目したい。

 

(古着買取のエコクロは送料無料でご自宅に古着の集荷に伺います。)

ecoclo.net