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宅配買取専門店エコマケがひっそりと運営するブログ

コミックの流通についてなんとなく調べてみた

日々漫画をたくさん買い取っているエコマケですが、

ふとコミックの山を見て「こんなにいっぱいどこからやってくるのだろう?」

と不思議になりました。

そこで、少しコミックの流通について少し調べてみました。

総務省のHP

まずはどれくらいコミックが売れているかを調べてみることにしました。

総務省のHPを見ると、コンテンツ市場の規模を調査したグラフが掲示されていました。

平成25年のデータでしたが、コミックは5,092億円程度の市場規模があるそうです。

f:id:ecomake:20170901172511p:plain

総務省|平成27年版 情報通信白書|我が国のコンテンツ市場の規模

 

ジャンプコミックスの税込価格が432円だとして、単純計算で年間11億冊程度新しい本が売れているということでしょうか。電子書籍なども含まれているかもしれませんし、実体はどうなのか分かりません。

中古市場にたくさんコミックが流れる

では、これだけたくさん出版された本がどのように市場に流れるのか。

簡単にコミックが出版されてから市場に流れるフローを図にしました。

 

出版(作家、出版社)

↓↑

市場A(新書)

消費者

↓↑

市場B(中古)

 

コミックが出版されると、まず市場Aという新書が流通するマーケットに流れます。

そこで多くの本が消費者によって購入されます。

購入されずに在庫として残った本は出版社へ返却されます。

購入され読み終わったコミックは市場Aに戻ることはできないので、

中古品を取り扱う市場Bへと転売されます。

転売されたコミックはまた別の消費者の元へ売られていきます。

市場Aでは消費者と書籍の接点は一度のみですが、市場Bでは消費者との間で幾度も行き来することが可能です。

よく言われることとして

 エコマケのような中古品買取業者は、前図でいうところの「市場B」を主に活動の場としています。

そして、市場Bについてよく言われることが古本屋があるために新書が売れなくなるといった意見です。

ブロガーのイケダハヤトさんが面白い観点でこのテーマについて書かれていました。作品との接点としての古本という考え方もあるということですね。

www.ikedahayato.com

 

 

さらに2009年に大手出版社関連企業がブックオフに出資したという記事を見つけました。

trendy.nikkeibp.co.jp

 

当時の状況を如実に表した内容でした。

端的にまとめると、

  • 当時の出版社は「オンデマンドサービス」へ切り替えを図る時期だった
  • 新書の返品率は40%
  • ブックオフをコントロールすることで新刊販売の循環を改善する
  • 「委託販売制」など資金作りのシステムを採用した出版社にも問題があった

というものでAmazonが今ほど勢力を伸ばしておらず、kindleが日本で発売される直前絶妙な時期の話題です。

新書を販売する側にも出版不況の原因があったというのはあまり世間には知られていないような気がしますね。

 

そして、8年経過した2017年現在、当時飛ぶ鳥を落とす勢いであった「ブックオフ」が今度は業績不振に苦しんでいます。

headlines.yahoo.co.jp

 

明らかにAmazonの本格的な参入が影響していると思われますが、今考えると「オンデマンド」「委託販売制の排除」など当時掲げられていた出版業界の課題を解決しているのがAmazonの成功の要因だったのが見えてきます。

 

コミックというものも調べていくと奥が深いですね。

 

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