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自動運転車やドローンなど次世代の輸送手段について考える

昨今、「自動運転車」「ドローン」など新しい輸送技術の話題がメディアに上るようになりました。

 

ECサイトでの商取引が増加し、既存の輸送インフラでは対応が追いつかず配送トラブルが増えていることも、人々の関心を集める後押しになっているようです。

 

SF映画に出てきそうな次世代輸送技術が、いつ現在の輸送問題を解決してくれるのか考えてみました。

 

自動運転車

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 一番始めに思い浮かものが「自動運転車」です。自動運転車には程度によってランクが設定されています。

 

  • レベル0 ドライバーが全ての主制御を行う
  • レベル1(運転支援)自動ブレーキなど単一の支援
  • レベル2(部分自動運転)ハンドル操作付きクルーズコントロールなど
  • レベル3(条件付自動運転)限定的な状況下での運転。事故責任はドライバー。
  • レベル4(高度自動運転)高速道路上や極限を除く天候など特定条件下のみ
  • レベル5(完全自動運転)あらゆる状況下で自動運転が可能な状態

 

以上5段階が日本政府や米国運輸省道路交通安全局によって規定されており、その中で配送車が現状を遥かに上回るパフォーマンスを発揮するためには「レベル4」「レベル5」程度の技術が必要になると見ています。

 

日本政府はレベル4については「2020年」、レベル5については「2025年」までに実用化を目指すことを公言しています。

 

宅配への技術利用についても、半自動で車が運転をアシストしたとしても現状の配送負荷に対して劇的な効力があるとは思えません。

 

全自動で運転をして、やっと配送員を運転から解放するなど目に見える変化が表れます。それに車が自動運転になっても、車から降りて玄関まで荷物を届けに行くオペレーション人が行わなければいけません。

 

現状の課題を考えると、 レベル5の実用化を目標としている2025年以降まで、自動運転車が輸送問題に与える影響は大きくならないのではないかと思えてきます。

ドローン

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 アマゾンがサービスへの技術利用を発表し、一躍注目を集めることとなった「ドローン」はどうなるのでしょうか。

 

開発に力を入れているアマゾンは、2018年までに事業化を目指しているそうです。

 

他のサービス同様、米国で先行してサービスが開始され日本は少し遅れて実施されるのかもしれません。

 

対外的なパフォーマンスも兼ねて、2020年東京オリンピックに開始時期を合わせてくることも考えられます。

 

日本では千葉の幕張新都心がドローン空輸のモデル地区になっており、市川にあるアマゾン倉庫と連携を取るようです。

 

日本でサービスを開始する場合、まずは千葉県限定となる可能性もありますね。

 

ドローンの実用化に向けて航空法も2015年に改正されており、国の本気度が伺えます。ただ、1平方キロあたり4,000人以上の人口密集地域はドローンは飛行禁止となるそうなので、東京23区などの都心部では事実上サービスが行えないようです。

 

重さが25kgもある機体が不具合を起こして空から降ってくるかと思うと、人が集まる場所では安全面で問題がありますね。

 

反面、実用化されれば過疎地や、交通手段の乏しい地域など、ドライバーの確保が難しい場所ではとても有益な手段となるのではないでしょうか。

 

ロボネコヤマトと楽天ドローン

現実では、DeNAヤマト運輸が共同で「ロボネコヤマト」という自動運転車を利用した次世代配送サービスを既に企画、開発しているようです。

 

www.itmedia.co.jp

 

自動運転車の「レベル3」相当の技術を2018年から適用、2020年以降からレベル4の技術をサービスに導入する予定で進めているとのことです。

 

同様に、楽天も自社で独自にドローンを開発しゴルフ上で試験サービスを開始しています。

jp.techcrunch.com

 

第一線で活躍する企業においても、次世代配送技術の試験開発に資力を投入しているようです。

 

考察

現段階で有力視されている次世代配送技術が「自動運転車」「ドローン」ですが、どちらもまだ試験段階にあります。

 

設定しているリリースの時期ではドローンが2018年と自動運転車よりも早めではありますが、人口密集地での運用はできないなどの制約があるようです。

 

自動運転車についても、完全な自動運転の実現は2020年以降になるなどまだまだ見通しが立っていないようにも思えます。

 

どちらも汎用性の高い技術ですが、「宅配」に限って見ると技術のインパクトに対してどの程度の即効性と実行力があるのかが現段階では見えてきません。

 

さらなる第三の技術のようなものが急に出てきて、ドローンと自動運転車をなかったことにするような大番狂わせもあるかもしれませんね。